あくしす新長田
重症心身障害児対象
放課後等デイサービスとは
重度の身体障害と知的障害を合併している重症心身障害児(重心児)の就学されているお子さまを主に受け入れるサービスです。
医療的ケアをはじめとする専門的な支援を提供するため、人員配置基準や報酬は一般の放課後等デイサービスと異なります。
近年では医療的ケア児の支援ニーズが高まっている一方、療育を受ける機会の少なさや預け先がないことを生活上の課題だと考える人が少なくありません。
重症心身障害は重度の身体障害と重度の知的障害を併せ持った状態のことをいいますが、医学的な診断名ではなく行政上の概念として位置づけられています。
重症心身障害児の区分法として用いられる「大島分類」では、寝たきりまたは座位までの運動機能を持つIQ35以下の児童と定義されます。
食事や排泄など日常生活のあらゆる場面での介助が必要で、医療的ケアを必要とする児童も多いです。
施設の利用までの流れ
施設の利用までの流れ
- 01
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見学
保護者様のみ又はお子さま同伴
- 02
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手続き
受給者証(重心の支給決定)の手続き
(受給者証に放課後等デイサービス(重心)の 記載が必要です)
- 03
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連絡
相談支援員様への連絡
(②の手続きも相談支援員様が行います)
- 04
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実施
契約及びアセスメントの実施
(お子様の状態等をお聞きします)
- 05
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確認
保護者及びお子さま同伴で来所し、ケア内容の確認
- 06
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策定
個別支援計画の策定
- 07
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開始
利用開始 ※ 契約時にご準備頂く資料
・障害児通所受給者証
・お子様の基本情報シート(見学時にお渡しします)
・印鑑(シャチハタ除く)
・療育手帳
・お薬手帳
一日の流れ
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月曜~金曜
お迎え→健康チェック→活動→おやつ→スヌーズレン→送迎
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学校休業日
お迎え→健康チェック→活動→昼食→休憩→活動→おやつ→スヌーズレン→送迎
サービス提供時間
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営業日
月曜日から土曜日・祝日も何日か
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営業時間
月曜日~金曜日 13:00~17:30
土曜日(学校休業日)09:00~16:30
ご利用料金について
- ● 自己負担は利用料金の1割となります
- ● 月額の上限額があります。
(ご利用時間数、世帯の所得に応じて異なります。) - ● ご不明な点は当事業スタッフ、
または神戸市担当課へお問い合わせください
放課後等デイサービス あくしす新長田
TEL:078-747-0518 FAX:078-747-0519
支援について
支援内容詳細
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① 日常生活における支援「健康・生活」
日常生活の支援の一環として食事、おやつ、手洗い、うがい、排泄、着脱など支援。
健康指導(健康)、健康チェック、健康相談、月一回の健康診断など
医療的ケアが必要な入所者には、医療職が必要な処置を行います。
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② 姿勢保持や運動と感覚遊び「運動・感覚」
補助道具などを使用し、歩行の練習などの支援。
また重症心身障害児は自ら遊びを取り入れることが難しいため、様々な経験が不足している傾向にあります。そこで、スヌーズレンの取入れとして、触って楽しむ遊び(グニュグニュのボールなど)や聞いて楽しむ遊び(音楽など)、アロマを使った癒しのにおい、見て楽しむ光(プラネタリュームなど)、力の入る感じを楽しむ遊び(トランポリンなど)で、経験を積み重ねていく手助けをしていきます。
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③ 学びの習慣「認知・行動」
視覚や聴覚などから必要な情報を収集して認知機能への発達を促す支援。
絵やクイズなどから物や空間、数量、形の大きさや色などの認知の習得への支援。
排泄やのどの渇きなど必要なメッセージを選択して行動につなげる一連の認知過程の発達を促す支援。。
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④ 「言語・コミュニケーション」
あらゆる方法で意思の伝達ができるよう個別で方法を考え、伸ばしていき、ストレスを感じさせないよう支援をしていく。
行動の絵など用いてコミュニケーションの幅をひろげる支援。
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⑤ 集団生活適応訓練「人間関係・社会性」
重症心身障害児は個別性を意識した活動が求められるため、基本的に集団活動の経験が得られにくい傾向があります。
そこで、天気のいい日には散歩に出かけるなど積極的に外出し、地域住民と触れあえる機会を提供していく方針です。
職員と利用者という関係ではなくお互いが家族と思えるようなあたたかい支援。
医療機関との連携
- 医療機関と提携して子どもたちを支援しています
〒653-0042 兵庫県神戸市長田区二葉町5丁目1-36
TEL:078-641-2424
嘱託医として医療法人社団MIFULL理事
長松尾太郎先生にお越しいただきます